プレーファーストを心掛ける

ゴルフ ルール&マナー

まず心がけたいのがプレーファーストの精神です。これは最も重要なマナーの一つです。プレーファーストとは、プレーをできる限り早く行うということです。これを怠ってスロープレーになった結果、後続のプレーヤーと揉めたりすることにもなりかねませんし、なによりマナーとしていかがなものかと思います。

ゴルフでハーフを回るのに、2時間から2時間15分程度かかると言われています。ただ、プレーファーストの観点からは2時間を切る時間で回りたいものです。初心者のうちは何度も打ち、ボールを探すなどやることがたくさんあるので、なかなかその時間で回るのは難しいかもしれません。
私が意識しているのは、常に自分の順番が来た時にすぐ打てる準備をしておくこと、おおよそ1ホール15分を目安に行動することです。カートでの移動時間などを考えると、これで大体2時間くらいになります。初心者には難しく感じられるかもしれませんが、心がけ次第でスロープレーは防げるものです。プレーファーストになるような具体的なコツをいくつかお話しようと思います。
プレー15分前にはカートの前に集合していることスタート時間の10分前にはスタートホールにいるようにしましょう。

1.ボールはいつまでも探さない

ボールがラフや林に入ってしまって見当たらないときがあります。初心者のうちは特に多いでしょう。少し探した時点で見つからなければ、諦めてロストボールにしましょう。ロストボールとは紛失球のことです。これまでボールを探す時間は規定では5分間でした。しかし、2019年に3分間に改められました。初心者から脱した方も、今まで通りのつもりで探していたら時間オーバーとなってしまい、その場合は1打罰になります。ロストボールを少しでもなくす工夫としてできることは、落ちたところをよく見ておくことと、カラーボールを使うことです。探しやすくなります。

2.O.B.する可能性がある場合、暫定球を打っておく

打ったボールが規定の場所から出てしまったかもしれないときは、その位置からもう一球を暫定球として打っておきましょう。O.B.だった場合に元の位置まで戻って打ち直しする時間のロスを防げます。

3.すぐに取り出せる場所にいつでも2~3球のボールを入れておく

ロストボールの場合や暫定球を打つ場合など、いちいち取りに行っては時間の無駄です。できればボールポーチがあればいいのですが、なければポケットにいくつかボールを入れておきましょう。

4.あまり素振りをしすぎない

2回程度までにしておくのが良いでしょう。

5.カートに乗るとき、クラブを持ったまま移動して

他の人が打っているときなどに出し入れする打ち終わった後に一本一本所定の場所にしまうのは時間がかかります。合間を見つけてするようにしましょう。

6.ボールを打つときには数本のクラブを持っていく

落ちた場所がはっきりしない場合、どのクラブで打とうか悩むことがあります。そんなときにカートまでいちいちクラブを取り替えに行くのは大きな時間のロスです。いろんな場合を想定してクラブは数本持っていきましょう。また、次の打順に備えたクラブも持っていくなど工夫しましょう。

7.特にグリーンでは、人の順番のときにライン等を読んでおく。

8.手が空いている者がバンカーのレーキならしなどを行う

気心の知れた者同士のプレーなら、協力し合いましょう。
打つ順序や徒歩移動することなどを考え、カートを前へと早く動かす次の順番の位置が近い場合、同行者を下ろしてから次の地点までカートを動かしておく。
スコアは次のホールでつける特に後続が詰まっているときなどは、次のホールまで移動してからスコアをつけましょう。
等など、いくつか書き出してみました。前の組との間をあけないように常に意識して、各自が工夫してプレーファーストを心がけましょう。

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